想い、、その先へ!!

意思と行動で、偶然を必然に変えて、、  産業カウンセラー“enpapa”のブログです!

ストレスチェック実施

9月に、会社の定期健康診断にあわせて、
ストレスチェックを実施、1ヵ月後の先月、結果が出た。

実施にあたって配慮した点

定期健診の問診票と一緒にストレスチェックの質問票を配布
  単独で実施すると意識して身構える可能性がある。
  毎年書く問診票の延長線上で、1週間程度の余裕をもって、記入してもらった。

医師の面談については、産業医とは別の精神科・心療内科の病院(常勤医師4名・
  非常勤医師3名・臨床心理士2名)と1名いくらの料金で契約した。
  面談の後、必要があれば、その病院で引き続き診療や治療が受けられる。
  ただしこの病院名については、面談希望者へのみ知らせる。

高ストレス者については、健康診断の結果や自覚症状欄(不眠・頭痛・肩こり・倦怠感など)
  の記載事項も参考に面談希望の確認をする。
 定期健診の有所見者(要再検査・要精密検査・要治療)のフォロー時に
  行なうことで、目立ったり、他の社員に知れないようにできる。
 
結果 

*対象社員121名中120名が質問票提出(1名は事情により未提出)
  回収率・・・99.2%
  高ストレス者・・・5名(全体の4.2%)
  面談希望者 ・・・0名

*高ストレス者は、全部署にわたって分散していた。
  これにより特定の部署の職務内容や職場環境が問題ではない傾向。
  また本人は、おおむね医師の面談が必要な状態との認識はない。
  ただし、今後の業務負荷や健康状態によっては問題が出るかもしれないので、
  定期的なフォロー対象者と見ている。

*職場ごとのグループ分析では、どの部署も各項目がおおよそ標準ポイントを
  示しており、問題となる突出した項目はなかった。
  しかしながら職場環境は業務量や組織変更・役職者交代・構成員の異動などにより
  常時変化するものなので、今後も注視していく必要がある。

*高ストレス者は、役職者と中途採用者(入社1~2年)に偏っていた。、
  役職者については責任や業務負荷の軽減、
  中途採用者については職務内容や職場での人間関係、本人の悩み事などに
  焦点を当ててカウンセリングする必要がある。
  また所属長によるフォローも必要と考える。

ストレスチェックを実施してもらった健診機関の担当者の話によると
高ストレス者はだいたい5%~10%、多いところで20%の企業があったそうだが、
どこも面談希望者はゼロ、とのこと。

まずは初めてのストレスチェックは無事に終了した。
やれ、やれ、、、。
  

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日本産業カウンセラー協会九州支部総会

17日(金)夜は、佐賀での会員研修に参加し、
翌18日(土)午後は、
日本産業カウンセラー協会九州支部の
年次総会に出席した。

会場では、
養成講座やキャリコンでご指導いただいた先生方や
ゆうじんの会のメンバー、その他協会の方々など
久し振りにお目にかかる方ばかり、、。

総会議事前の会員研修は
諸富祥彦先生の“傾聴”について。
リレーション形成のグループトークから始まって
ユニークで独特なイントネーションのお話に
リラックスした90分だった。

受身の講義ではなく、
初めて会う参加者同士が
研修が終わるころには、
いつのまにか
和気あいあいの関係になっていた。

人の気持ち、こころに関わるカウンセラーの研修たるもの、
このようにコミュニケーションを大切にする進行形式は
とても参考になったし、楽しかった。
また隣り同士の方々と親密になることができて
これもうれしい出会いだった。

*予想通り、諸富先生はユニークな方だった。(笑)
生きづらい時代の幸福論・表紙2009.7.17 カール・ロジャーズ①2010.1.3



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解消できない多重関係

日本産業カウンセラー協会
倫理綱領
第16条 産業カウンセラーは、専門家としての判断を損なう危険性
あるいはクライエントの利益が損なわれる可能性を考慮し、
クライエントとの間で、家族的、社交的、金銭的などの
個人的関係およびビジネス的関係などの二重関係を避けるよう努める。


カウンセラーとクライアント(相談者)の関係のほかに
会社の上司部下あるいは社員と人事部門などの
多重関係があることは、
カウンセリング上、好ましくないのはわかっている。

しかしながら会社の中のカウンセリング室で
相談を受けるのは、総務人事部門の私、、、

日常的に相談を受ける場合に、
個人的な事情が主訴であるときは問題ないが、
仕事に関わることの場合は、
努めて総務部門の担当者として対応するように心がけて、
相談者へもその立場で相談を受ける旨を伝えている。

ところがメンタルな問題、
それが会社組織や職務内容に起因するとき、
多重関係が私を苦しめる。
カウンセラーとして傾聴する部分、
そして守秘義務。

カウンセラーは相談を受ける立場であるが、
問題解決はクライアント自身が
考えたり、行動しなければならない。

総務人事部門として受け止める問題点が見えても
その改善や解消のアクションは、
クライアントの了解なしではできないし、
その方が望まなければ具体的に動けない。

近年、社内で相談を受ける件数が多くなり、
ジレンマは大きくなっている。

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嫌われる勇気

昨年の暮れから読み始めた本
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嫌われる勇気
~自己啓発の源流「アドラー」の教え~
岸見一郎・古賀史健 共著 ダイヤモンド社刊

青年と哲人の対話形式をとっていて、
二人の問答を通して、
アドラーの理論をわかりやすく説いている。

“自分”を知り、どう生きていくか、
という自問、、、
その手掛かりを見つけるには
格好の自己啓発本でもあるようだ。

数年前の“週刊ダイヤモンド”の心理学特集でも
アドラーが取り上げられていて、
数年ごとにブーム(?)が起きている様な気がする。
そのたびに興味深い関連の書籍が出ている。

1月の長崎の会員研修は、
『アドラー流コーチング・コミュニケーション』という
興味深い題材。
タイミングが合えば受講してみたい。

アドラー心理学は、アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)が創始し、
後継者たちが発展させてきた心理学の体系である。

アドラー自身は自分の心理学について、個人心理学(英: individual psychology)と呼んでいた。
それは、個人(individual)が、
in(=not) + L.dividuus(=devisible 分けられる) + al(の性質)=分割できない存在である、
と彼が考えていたことによる。
日本では、アドラー心理学(英: Adlerian psychology)の呼称が一般的である。

アドラーが自分の心理学について個人心理学と呼んだように、
アドラー心理学では、個人をそれ以上分割できない存在であると考えることから、
人間の生を、個人という全体が個人の必要な機能等を使って目的に向かって行動している、
というふうに考えている。
より具体的には、人間は相対的にマイナスの状態(劣等感を覚える位置)から、
相対的にプラスの状態(優越感を覚える位置)を目指して行動している、と考えている。
・・・wikipediaより引用

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9月の佐賀会員研修

25日(金)の夜、
佐賀市のアバンセで開催された
9月の佐賀会員研修に出席。
出席は20名程度。

病気入院や継母の件があり、
おおよそ1年ぶりの研修受講だった。

双極性障害の事例と躁転(うつから躁状態へ)の兆候、
軽躁状態へのコ―ピング(対処法)など、
いつものように西九州大学の古賀先生の
わかりやすい講義だった。

閉会時に地域責任者からご紹介いただいたのが、この本。
日本で一番やさしい
職場のストレスチェック制度の参考書

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協会推薦の書籍だそうで、
ストレスチェック制度の詳細や実施事例、
書式例も載っている。

当社も実施対象になっていて、
健診機関と実施に向けた検討を
始めたばかりなので、
参考書として購入した。
*ちなみに1冊800円
 税分はおまけしてくれた。

次回は、10月23日(金)
”社会不安障害と対人恐怖”の予定

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