想い、、その先へ!!

意思と行動で、偶然を必然に変えて、、  産業カウンセラー“enpapa”のブログです!

悲しみの秘儀

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悲しみの秘儀
若松英輔・著
ナナロク社・刊


悲しみを通じてしか見えてこないものが、
この世に存在する。

涙は、必ずしも頬を伝うとは限らない。
悲しみが極まったとき、涙は枯れることがある。
深い悲しみのなか、勇気をふりしぼって生きている人は皆、
見えない涙が胸を流れることを知っている。
人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。
悲しむ者は、新しい生の幕開けに立ち会っているのかもしれない。

~帯書きより引用~


2ヶ月ほど前に書店で、
帯書きに引き寄せられて手に取った。
エッセイ集であるが、
一編ごとに、読むうちに引き込まれる。

著者は批評家として、
多くの評論を記しているらしい。、
この本の中での心情描写は、
形に表せない心模様や、その動きや揺らぎを、
的確に感覚的にとらえていてる。

“そう、そう!この感覚!”と
デジャブ(既視感覚)を呼び起こす部分もあった。
心の不安定な様子や悲しみの実態を
文字にするのは容易いことではない。

著者自身としては、普通の言葉で
普通に表現しているのかもしれないが、
読むものにとっては言い当てられている感じで、
その深さや賢察に、尊敬の念すら覚える。

次は、他の著作も是非読んでみたい。

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らく“楽”

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ある銀行で手に取った雑誌
季刊誌 らく 楽

発行人の イーズワークス 糸屋社長は、
長崎の元気な女性たち
“大浦お慶プロジェクト”のメンバーだそうで、
執筆者もいろいろな分野で活躍されている方たち。

長崎の文化について
さまざまな視点で書かれているが、
写真が美しいし、
なによりテーマに興味をそそられる。

表面しか知らなかった郷土のことを
味わい深く教えてくれる。

6年前に創刊し、
現在22号まで発行されているそうで、
早速、バックナンバーを数冊取り寄せ。

季刊誌「銀花」(既に休刊)の大ファンだった継母の
93歳の誕生祝いに
プレゼントしようと考えている。

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心配事の9割は起こらない

先週、継母に頼まれた本を買いに書店へ、、、
平積みされた新刊の中で
眼に止まった本、、、


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心配事の9割は起こらない
 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」
   ~枡野俊明~ 三笠書房刊

 余計な不安や悩みを抱えないように、
 他人の価値観に振り回されないように、
 無駄なものをそぎ落として、
 限りなくシンプルに生きる。

 ・・・あなたの「ものさし」は、
     他人の「ものさし」と違っていい・・・


著者は、曹洞宗徳雄山建功寺住職
庭園デザイナーや大学教授も兼ね、
ニューズウィーク誌で
世界が尊敬する日本人100人にも
選ばれた方だそうだ。

手に取った理由は、このタイトル。
実は、2月の佐賀会員研修、
古賀先生の認知鼓動療法の講義では
“ストレス反応と問題行動”について
教えていただいた。

現在の事実 → 対象がはっきりしている、、に対し、
将来のこと → 対象がはっきりしていない
→ これから先のマイナスの部分 → なんとなく不安

人は、これから先のことについての不安を持つが
みんながそう思う客観ではなく、
その人がそう思う主観が、
その不安を生みだしている、、、というお話だった。

これから先の心配事で、
とても不安になる
それを作っているのは、自分自身のこころ。

ならば、どう向き合い解消するかは、
その人がそう思うこころの持ち様で
大きく変わる。
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認知行動療法の“認知”は、
この本の著者が示す禅宗の教えと
よく似ている。

確かに、いろいろな宗教は
人の心のよりどころであるし、
人の心の平穏を作ってくれる部分では
心理療法と共通するのかもしれない。

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悲しみの後を生きる

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死別の悲しみに向き合う
グリーフケアとは何か
~坂口幸弘・著 講談社 現代新書~


人に生命があるということは、
終わりがあるということ。

家族や親しい人との別れは、
とても悲しく、辛い。
そして自分も、やがて、、、、。

歳とともに、
多くの別れを経験しても
悲しみの感覚は、
その時々みんな違っていて、
比べることはできない。

本書は、
いろいろな別れと悲しみについて
事例や統計を基に考察している。

読み進むうちに、
現在の時間を
一緒に生きている家族・友人が、
とてもいとおしく、
大切な存在だということに
気付かせてくれる。

まさに帯タイトルの言葉
“悲しみの後を生きる”ことを
支えてくれる1冊



グリーフケア(別名)悲嘆ケア

子どもだけでなく、
配偶者、親、友人など大切な人を亡くし、
大きな悲嘆(グリーフ)に
襲われている人に対するサポートのこと。

死別で起きる悲嘆の反応には怒り、
事実の否認、後悔や自責の念などがあり、
時には不眠や食欲不振といった
体の不調に出ることもある。

グリーフケアでは、対象者が事実を受け入れ、
環境の変化に適応するプロセスを支援する。
医療従事者や心理士などの専門家のほか、
自助グループも担い手になる。

1960年代に米国で始まったとされ、
英国やドイツなどでも広く浸透している。

       ~はてなキーワード より引用~

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採用基準

週刊ダイヤモンドの書籍広告で見て
早速購入。
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採用基準 
~ 伊賀康代・著 ダイヤモンド社~ 


コンサルティングファームの
マッキンゼー日本支社で
人材育成や採用を担当した著者が
マッキンゼーが求める人材や
リーダーシップ育成論について
述べている。

私自身、転職経験の中で
幾度も新卒・中途の選考・採用に
関わってきた。
一番苦心してきたのは、
採用と入社後の育成のギャップという点。

昨今大きく変化してきたものの、
中途半端な成果主義の中で
年功序列と終身雇用をベースに生まれた
日本流リーダーシップ論から
抜け出せない企業も多いのではないか。

著者の会社では、
“選び”“育てる”方向性、
企業としてのスタンスが
確固たるもので、ぶれがない。

その理念の実践として
この本に書かれているのが、
マッキンゼー流リーダーシップ論。

まだまだ読み始めの部分だが、
グローバル視点のリーダーシップや
キャリア形成についての指導書としても
興味深い一冊だ。

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